こんにちは。管理人・yaです。
タワーライトの点灯ONのOFFを検知するIoTツールを作るシリーズも今回が山場です。いよいよモノを作ってみましょう!
まだ、用意が終わっていない方は過去記事をみて準備してからこの先を読み進めてください。
最終的に作りたいもののイメージがついていない方はこちらもどうぞ

Contents
Arduino IDEの使い方解説【無料Webサービス】Ambientで手作り工程管理システムを作ろう
to do リストはこちら
- 回路を作る
- Arduino IDE の設定
- AmbientのchannnelIDとwritKeyを控えておく
- SSID パスワードを控えておく
- コードをコピペ
- コンパイル
- 書き込み
- 確認
- 電池につなぎかえ
回路を作る

回路を組んでみましょ〜!
ポイントは1つ。回路図通りに組みましょう。それだけ!
Arduino IDE の設定
さて続いてはarduino IDEの設定をしていきましょう。arduino IDEを開くとこんな画面が出ると思います。

arduino → Prefarences に進む

https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json を下記の丸の部分に貼り付け → OKクリック

ツール → ボード:〇〇 → ESP32 Dev Model を選択

これで、ESP32のボードを繋いであれこれするために必要な基本的な各種プログラムの塊が準備完了です。
続いて、使用するポートの選択です。
PCとESP32をUSBで繋ぐ→ シリアルポート→/dev/cu.SLAB_USBtoUART を選びましょう
もし、ここで表示されない場合は過去記事の【やっとくこと】に戻っていただいて、ドライバインストールにトライしてください。

最後に、ambientライブラリーのインクルードです。ambientを使うにあたって入れとかなければならないやーつです。
Githubの「Ambient_ESP8266_lib」 に行き、右上の「Clone or download」ボタンを押して出て来る「Download ZIP」をクリックして、 ライブラリーを含むZIPファイルをパソコンにダウンロードします。

Ambient_ESP8266_lib-master.zipというファイルがダウンロードされるので、 適当なディレクトリーに置きます(ダウンロードディレクトリーのままでもいいです)。
Arduino IDEを立ち上げて、メニューの「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」→ 「.ZIP形式のライブラリをインストール…」を選択し、ダウンロードした ライブラリーのZIPファイルを選びます。

もう一度「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」を選択して 「Contributed libraries」に「Ambient ESP8266 lib」が現れれば、 インストールは成功です。

AmbientのchannnelIDとwritKeyを控えておく

前回作ったAmbientのアカウントにログインして、Myチャネルからチャネルを作りましょう。
上記スクショは管理人yaの個人的なMyチャネル画面ですので黒塗りだらけでわかりにくいかもです。ごめんあそばせ
SSID パスワードを控えておく
ご自分の使用するWifi環境のSSIDパスワードも控えておきましょう。
コードをコピペ
下記のコードをコピーして、arduinoIDEのスケッチ部分にペースとしましょう。詳しい解説は・・・またの機会に!
#includeWiFiClient client; Ambient ambient; // 36ピンから信号を得ます! const byte PIN_shodo = 36; // 接続先のSSIDとパスワードです〇〇の部分にご自身のSSIDとPASSを入力してください const char ssid[] = "〇〇"; const char passwd[] = "〇〇"; // 〇〇の部分にambientのチャネルIDとライトキーを入力してください unsigned int channelId = 〇〇; const char* writeKey = "〇〇"; void setup() { Serial.begin(115200); // Connect WiFi connectWiFi(); ambient.begin(channelId, writeKey, &client); } void loop() { // Reconnect unsigned short shodo = analogRead(PIN_shodo)* 100 / 4095; delay(500);//5秒待て! Serial.print("shodo value: "); Serial.println(String(shodo));//shodoを書き出せ ambient.set(1, int(shodo)); ambient.send(); } //wifi接続に関する設定的なやつ void connectWiFi() { WiFi.begin(ssid, passwd); Serial.print("WiFi connecting..."); while(WiFi.status() != WL_CONNECTED) { Serial.print("."); delay(1000); } Serial.print(" connected. "); Serial.println(WiFi.localIP()); }
ペーストしたら、〇〇の部分4箇所に先ほど控えたambientのチャネルIDとライトキー、SSID、パスワードを入れましょう。
コンパイルと書き込みと確認
左上のチェックマークのボタンを押すとコンパイルが始まります。コンパイルとは人間が文字で記入したプログラムを機械語(0と1の羅列)に翻訳している作業です。
コンパイルが終わったら、いよいよ書き込みです。右矢印ボタンを押すと書き込みが開始します。
書き込み終わったら、右上の虫メガネマークをクリックしてシリアルモニタを開き、取得データを確認してみましょう。
これで、前回見たこの動画のような照度センシングシステムが完成したはずです。
タワーライトにセンサー部を取り付ければ、あっという間にお手製作業監視システムの完成ですよ!
お疲れ様でした

