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生産性を上げる方法は3つある。1つ目はマネジメント、2つ目はマネジメント、3つ目はマネジメント。
本当に大事なことなので3回言いました!笑
こんにちはこんばんは管理人のyaです。
この記事に辿り着いていただいた皆様は



などなど、生産性向上に関してお悩みのことと存じます。
そんな悩みをもつ皆様のヒントになること間違いなしのある本をご紹介いたします。それは、ドラッカーのマネジメントという経営書です。
- 経営者目線で改善活動とはなんぞや?とそもそも論を教えてくれる
- その後は自らの職場に落とし込み、実践あるのみ
詳しく説明していきましょう!
とにかくマネジメントを読む!話はそれからだ!
マネジメントはアメリカの経済学者・ドラッカーが書いた経営学の本です。
アメリカでは1973年に出版された本書は
日本では要点を凝縮し「マネジメント(エッセンシャル版)」として出版され、2001年の発刊から10年間で100万部を超えるベストセラーとなりました。
少しだけその中身を覗いてみましょう。
マネジメントの役割とは?
冒頭部分、マネジメントの役割について説いています。
マネジメントには自らの組織をして社会に貢献させる上で3つの役割がある。それら3つの役割は、異質ではあるが同じように重要である。
①自らの組織に特有の使命を果たす。マネジメントは、組織に特有の使命、すなわちそれぞれの目的を果たすために存在する。
②仕事を通じて働く人たちを生かす。現代社会においては、組織こそ一人ひとりの人間にとって、生活の資、社会的な地位、コミュニティとの絆を手にし、自己実現を図る手段である。当然、働く人を生かすことが重要な意味を持つ。
③自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。マネジメントには、自らの組織が社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題の解決に貢献する役割がある。
ん〜なんとも難解。
要約すると、
- 目的や方針をはっきり示せ
- 属する人を生かせ
- 社会へ悪い影響は出来るだけ少なく、良い影響は大きく与えなさい
というようなことでしょうか。
生産性向上の条件
生産性とは何ぞやということにも言及されています。
自己実現の第一歩は仕事を生産的なものにすることである。仕事が要求するものを理解し、仕事を人の働きに即したものにしなければならない。科学的管理手法すなわち仕事の客観的な組み立ては、自己実現に矛盾しない。別のものであっても補い合うものである。
科学的管理法による仕事の管理を奨励しています。
誰が、いつ、どこでやっても再現できるようにすることが科学の本質です。
つまり、労働もいつどこで誰がやっても同じような仕事ができるように科学的に管理した方が良いよと言っています。
チャップリンのモダンタイムスという古い映画がありました。
チョビヒゲが歯車に巻き込まれていくあれです。

まさに科学的管理の中で生きる労働者を描いた名作ですね。
科学的に労働を管理されるなんて、かなりやな感じです。
かなりを通り越して、相当嫌な感じです。
でも、ドラッカー曰く、科学的な労働の管理は自己実現と矛盾しないと説いています。
すなわち良きマネジメントの元では科学的な労働の管理と、働きがい・やりがいとの共存ができると断言しているのです。
そういう管理こそ良き生産性向上の条件であると言っているのです。
興味深いですねー
そんなのどうやってやるの?と思った方は是非本書を手に取ってみてください。
あらゆるビジネスパーソン必読の一冊
このように、利潤を求める企業活動のそもそも論について体系的にまとめてある、ビジネスパーソン必読の一冊でしょう。
経営に関する本としては間違いなくトップクラスに多くの人に読み継がれてきたクラシック(古典)な一冊です。
だいぶ難しそうだぞ・・・そんな方に朗報!!
長い間人々に読まれ続けている書籍にはそれなりの理由があるものです。有益だから読まれる。
ただし、原書から重要な点を要約したエッセンシャル版ですらみっちり300ページ近くあり、少々難解であるかもしれません。
ちょっと難しそうと思ったそこの貴方!
マネジメントの概要を噛み砕いて知ることができる1冊をこちらにまとめましたよ!ご一読あーれ( ・∇・)